桜田淳子と旧統一教会の45年…全盛期の19歳で入信、10年以上隠しながら34歳で合同結婚式へ

公開日: 更新日:

“3人娘”の森昌子は日刊ゲンダイにこう語っていた

 桜田が一度だけマスコミの前に姿を現したのは13年5月のこと。デビューから所属していたサンミュージックの相沢秀禎会長が83歳で亡くなったときだ。通夜に参列した桜田は、遺影に向かって「来ましたよ」と声をかけたという。

「騒動が落ち着いたあと、桜田淳子の復帰の話は何度かありました。なつかしのヒット曲のようなテレビ番組ですね。でも相沢会長は、統一教会を脱会しないと無理だと言い、それで復帰番組は実現しなかった」(民放関係者)

 16年に、日刊ゲンダイ森昌子に取材する機会があり、その際、桜田と連絡を取り合っているか聞いてみた。

 森昌子は「私が病気のとき、淳ぺいから留守電が入っていたことがあった」と語った。だが、桜田と会うのはリスクを伴うだけに、気軽に会うことはできないようだった。

「スター誕生」から歌手デビューした桜田は64歳。来年がデビュー50年目になる。その大半を旧統一教会の広告塔として過ごし、脱会もしないのだから、組織内での生活はそれなりに居心地がよかったのかもしれない。

 しかし、安倍元首相の銃撃事件で再び糾弾されている旧統一教会。ますます姿を現しにくくなった桜田の組織内での役割は維持できるのか、最大の修羅場を迎えているといえる。(文中敬称略)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  2. 2

    不倫スキャンダル川﨑春花またも“謎の欠場”…「突然笑顔が消えた」とツアー関係者

  3. 3

    フジテレビ岸本理沙アナ“異業種転職”の成否…国山ハセンは転職2年で起業、大木優紀はベンチャー役員に

  4. 4

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 5

    CMや配信で復活の兆しも…「のん」が干された決定的な理由

  1. 6

    デーブ大久保さん(1)初ラウンドで100切りしたのに…フルセットを池に投げ込むほどゴルフ嫌いに

  2. 7

    尽きぬ破天荒エピソード…それでもショーケンが愛された訳

  3. 8

    フジからテレ東へ…“ミセス”カトパン2年半ぶりテレビ復帰に立ちはだかる“壁”

  4. 9

    石破首相を襲う「岸田前首相の呪い」…10万円商品券配布めぐり、政倫審出席グズればイメージさらに悪化

  5. 10

    国民民主党にくすぶる千葉県連のパワハラ問題 玉木雄一郎代表が“放置”し続けたウラ事情