伝説のプロデューサー康芳夫氏の破天荒な半生を“女優”で舞台化 主演の睡蓮みどりを直撃!
プロデューサー・康芳夫氏といえば、「国際ネッシー探検隊」や、チンパンジーと人間の「中間種」の触れ込みで「オリバー君」を招聘したり、アントニオ猪木とボクシング世界チャンピオン、モハメド・アリの世紀の対戦の仕掛け人として知られる。その康氏の半生を描いた舞台が女優・睡蓮みどり(34)主演で上演される。どんな舞台になるのか直撃した。
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──女性が康氏を演じるのはなぜ?
「大学生の頃から康さんとは実は何度もお会いしているのですが、いつも何やら得体の知れないまがまがしいオーラを放っています。常識とかけ離れたイベントを手掛けて世間を驚かせる康さんそのものがフィクションにも思えるし、男女の性別を超えた存在だと思うんです」
──出演者はさまざまな分野にまたがっていますね。
「キャストがバラエティーに富んでいるのも見どころのひとつです。康さんの仕掛けた“事件”が劇中で繰り広げられます。西口プロレスのアントニオ小猪木さんやドラァグクイーンのブイヤベースさんの登場シーンも必見です」