あっさり最終回に《タモリ倶楽部らしい》の声もあるが…「空耳アワー」は存続できないの?

公開日: 更新日:

《ありがとう》《お疲れさまでした》という書き込みも多いが、やはり《寂しい》という感想が目立つ。テレビ朝日系の“オールロケの流浪の番組”「タモリ倶楽部」が3月31日深夜の放送をもって、1982年10月8日のスタートから約40年の歴史に幕を下ろした。

 最終回も、普通に始まって普通に終わった。番組はいつものユル~い調子で進み、最後にMCのタモリ(77)が「40年間、本当にありがとうございました。皆さま方の支持のおかげでここまで来ることができました。感謝してます。お疲れさまでした」と“締めのあいさつ”をした以外は、オープニングからエンディングまで通常通り。これがいかにも《タモリ倶楽部らしい》なんて書き込みも少なくない。

「タモリさんが30代後半の頃に始まった番組なのに、基本的なトーンは40年間、ほとんど変わらず。時代の流れで真っ裸の女性は映さなくなったといった変化はありましたけど、遊び心やシャレの分かる、洗練された大人のための番組ですからね。まさにタモリさん自身がそういう大人のまま、30代から変わらずこれまでずっとやって来た。番組のファンは誰も、幼稚なお涙頂戴の終わり方なんて望んでいない。タモリさんもスタッフも、それはよく分かっていたでしょう」(テレビ誌ライター)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」