秋深し 隣は何を飲む人ぞ…酒場本特集(1)元組長の大将に外国人が弟子入り?
「極道酒場2」安達瑶著
酒飲みにとって、お酒は一年を通じてうまいものだが、秋はなおさらだ。ツマミが一段とそろう季節だから、毎晩、今夜のアテを何にするか頭を悩ますことになる。そこで、今週はうまそうなツマミがこれでもかと登場する酒場本をご紹介する。
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「極道酒場2」 安達瑶著
大将が営む居酒屋で、噺家の名月師匠や小説家の卵・今永など、常連客がいつものように酒を飲んでいると、大将の娘・竜子が外国人を連れて駆けこんできた。大将は何も聞かずに2人を奥の部屋にかくまう。すぐに、外国人を追って10人ほどのヤクザのような男たちが店に乱入してきた。リーダーは、SNSでガイジンの排斥運動を唱えるインフルエンサーで、あとはその取り巻きのようだ。男たちは、かつてヤクザの組長だった大将の迫力に押され、すごすごと引き返していく。
ザニャールと名乗るその外国人によると、街中を歩いていると、突然因縁をつけられ追いかけられたという。その場に通りかかった竜子は放っておけなくて連れてきたらしい。大将が出してくれたおにぎりに感動したザニャールが、後日店を訪ねてきて弟子にしてくれと言い出す。
極上のツマミと義理人情の妙味が味わえるグルメエンタメ第2弾。 (角川春樹事務所 1078円)



















