STARTO福田淳社長への“逆忖度”が発生…TV局が干され続けた「のん」起用に躍起になるワケ

公開日: 更新日:

 12月8日に発表されたのが、旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)のマネジメント新会社「STARTO ENTERTAINMENT」の発足。社長に就いたコンサルテイング会社「スピーディー」の福田淳氏(58)は、女優のん(30)復活の立役者として知られている。

 のんは「能年玲奈」時代に、2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍スターになったものの、所属事務所からの独立騒動以降、テレビでの露出が激減している。だがここにきて、テレビ業界ではのん起用を画策する動きが水面下で起こっているという。

「福田氏は旧ジャニーズ事務所をはじめとする大手芸能事務所の圧力、忖度、独立したタレントを干すといった芸能界の悪しき文化をなくすと強調しています。しかし、テレビ局側からはスタートの社長になった彼に忖度する動きが見られます。視聴率が取れるスタートのタレントのスケジュール欲しさに、テレビ各局はのんの起用に乗り出しているというのです」(番組制作会社プロデューサー)

 のんは所属していた前事務所「レプロエンタテインメント」との契約を巡るトラブルで、16年6月に独立。同時に、芸名の能年玲奈の使用が禁止され、「のん」と改名し現在に至る。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」