中川大志が吐露していた「結果が欲しい」の苦悩…「鎌倉殿」絶賛も「Eye Love You」では引き立て役

公開日: 更新日:

 とはいえ、22年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主要な御家人の畠山重忠役を演じ、北条義時を演じた主演の小栗旬と一騎打ちのシーンは、大河ドラマ史上に名を残す名シーンと視聴者から絶賛されていたにも関わらず、中川はなぜ、大ブレイクに至らないのか?

■auのCMシリーズ「意識高すぎ! 高杉くん」で人気に

「コメディーもシリアスも、どんな演技も安定してこなせるマルチプレイヤーすぎて、よく言えば優等生ですが、悪く言えば癖がなくて印象に残らないといったところでしょうか。イケメンで良い人ですが、『なんかつまらない』と言われてしまう男性の典型のようで、毒も闇もない好青年ぶりが、役の深みにもなり得る余白を生んでいない印象もあります」(ドラマ制作会社スタッフ)

 確かに中川の演技は非の付け所がなく、それが俳優としての安定感への評価に繋がっているが、賛否が巻き起こらない演技は、印象に残りにくいという側面もあるのだろう。

 ネットの声にあるように、今のところ中川ですぐに連想するのは、auのCMシリーズ「意識高すぎ! 高杉くん」の「ロン毛&メガネでいちいち細かすぎる細杉くん」くらい。パンチの効いた役と、特徴的な髪型のあのCMで中川を覚えたという人も多いようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ