著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

テレ東出身の森香澄は鷲見玲奈に続くバラエティー界への「刺客」、童顔の“癒し成分”がマッチ

公開日: 更新日:

 森香澄は、男女両方の支持が高い。女性の間ではインフルエンサー的な人気も高く、フリー転身後は、なえなの、川口葵らのインフルエンサー系タレントが多数所属するsejuに在籍。公式インスタグラムのフォロワー数は約66万人を誇る。一方で男性ファン層には、雑誌「週刊プレイボーイ」などで見せている、あどけなさを残すルックスとのギャップが印象的なセクシーショットが人気を集めている。

 彼女のチャームポイントは、そのトロンとしたタレ目で、ラブコメマンガに出てきそうなヒロイン像を実写化したかのような愛らしさが魅力。

 自身の公式X(旧ツイッター)で初写真集の発売を発表したときに、「28歳という、まだ未熟だけど、子供ではない。大人のような。子どものような。そんな今の私がぎゅっと詰まった1冊になっています」とポストしたところ、コメントの中には「28歳は子供ではありません!」という声もあったが、童顔の彼女なら「半分子供」を自称しても違和感はない。

 歴史的に、世の中が混沌とすると、童顔の女性タレントが人気を集めるといわれてきた。

 まだまだ暗いニュースが続く今、森香澄の癒やし成分を時代が欲している。そう言ってもいい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到