中村アンに事務所独立説浮上のウラ側…事務所社長の退任ににじむ“昭和の芸能プロ”さながらの内幕

公開日: 更新日:

 この春、所属事務所を退所したり移籍するタレントが相次いでいる芸能界。吉岡里帆など人気女優の移籍も話題になったが、春先に業界関係者の間を駆け巡ったのが、中村アン(36)が独立するという仰天情報だった。

 中村は大手芸能プロ「プラチナムプロダクション」に所属。ドラマ映画、CM、ファッション誌などで女優、モデルとして活躍する人気者だ。

「中村アンを連れてプラチナムのS社長が独立するという話でした」というのは事情に詳しい芸能プロ関係者だ。どういうわけかーー。別の芸能関係者が話をこう継ぐ。

「S氏はテレビ局への営業に強く、キー局のプロデューサーにあの手この手で食い込むのが巧みで、その功績もあって社長に抜擢されたのですが、熱意と裏腹のパワハラ体質についていけない社員が続出。朝から全員集合して朝礼とか事務所の掃除とかまだかわいいもので、ボーナスの査定が急に下がったり、大声で叱責されてメンタル不調を訴える社員も出ていましたから」

 昭和の芸能プロのような〝不適切〟な状況を重く見た株主や事務所幹部らが話し合い、S氏は社長を退任。会長職にあったT氏が再び社長に復帰することになり、今年3月1日に発表となった。その措置に不満を募らせたS氏が中村を連れて独立するのではないか……という話が業界を駆け巡ったというわけである。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」