著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

Kōki,ハリウッド初出演作「Touch」アカデミー賞ノミネートの可能性も…工藤静香の夢がまた現実に

公開日: 更新日:

 『Touch』のテーマが"原爆"であることも追い風になっているようだ。

「昨年のアカデミー賞では、原爆の生みの親とその半生を描いた『オッペンハイマー』が作品賞、監督賞他主要部門を独占しました。日本では"原爆の父、オッペンハイマーは本当に後悔していたのか"などと賛否両論が繰り広げられた作品でしたが、選考した審査員たちの関心事が"原爆"に向いていたのは間違いない事実です。『Touch』はそんな審査員を意識した、"アカデミー賞選考会員好み"の作品というわけです。さすがに2年続けて主要部門にノミネートされるのは難しいでしょうが、可能性としては"国際長編映画賞"のノミネートもあると囁かれているようです」(前出の映画関係者)

 Kōki,の母でありプロデューサーの工藤静香(54)もこうした娘への"追い風情報"に気が気ではないだろう。静香がKōki,を女優の道に導いたのも、"母娘でハリウッドのレッド・カーペットを闊歩すること"が夢の一つだからだ。『Touch』での大胆なシーンに気を揉みながらもOKを出したのは、娘の女優としての将来に必要な通過点だと判断しただろう。母娘にとって、苦労した思い出が笑い話に変わる日も、そう遠くないのかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 工藤静香といえば、テレビ業界の大物とツーカーの仲として知られる。 ●関連記事【もっと読む】工藤静香がフジテレビ社長を“港っち”呼ばわり…TV局トップとのツーカーで分かった大物ぶり…では、その実態に迫っている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」