小籔千豊がフジ「アマチュアナイト」で見せる独特の存在感 「音楽=お笑い」発想の背景に迫る

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 今秋から小籔千豊と山本彩がMCを務める「APOLLO AMATEUR NIGHT JAPAN ~NY発!伝説のサバイバルオーディション~」(フジテレビ系)の放送がスタートしている。

「アマチュアナイト」とは、ニューヨークの文化施設「アポロシアター」で毎週水曜日に開催されている、90年以上の歴史を誇る世界的なオーディションライブを指す。歌手やダンサー、ヒューマンビートボックスの名手など出演者は多種多様で、これまでにスティービー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、ローリン・ヒルといったスターを輩出してきた。

 番組はその日本版。現在、予選大会を実施中で、来年2月には決勝ラウンドが行われる予定だ。優勝者には賞金1万ドルとアポロシアターへのゲスト出演権が贈られるのに加えて、吉本興業とユニバーサルミュージックの共同レーベルからのメジャーデビューも約束される。そんな番組で、独特の存在感を放つのがMCの小籔だ。

 本場のアマチュアナイトに出演予定の黒人女性が「もしブーイングを受けたなら、それは自分を成長させるチャンス」と答えるインタビューVTRが流れると「その通りや!」とうなり、対面オーディションの合否を発表する場面では「落ちても気にすなよ」と一言添える。程よく笑わせつつ、時に熱く時にこまやかな配慮を見せるのが実に小籔らしい。

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