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ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

平和から乱世の世へ。「光る君へ」のラストシーンは文学への覚悟を問われているようだった

公開日: 更新日:

 1週遅れて申し訳ないが、大河ドラマ光る君へ」の話だ。この流れからいくと次回M-1グランプリについて書くことになりそうで、すみません。

 ついに最終回を迎えた「光る君へ」。1回目からずっと欠かさず見てきた。実に面白かった。と言ってもこういう話は、ほんと見てなかった人に伝えるのはかなり難しいのだが、まあアーカイブもある時代ですから、ぜひ今からでも見ていただきたい。

 放送開始直後は視聴率歴代ワースト2位とか言われ、合戦のない平安時代で何を描くのかと批判されたが、最初からもうそれはそれはかなりの面白さであった。大石静氏の毎回うならせられる見事な脚本と的確な演出、そして俳優陣の素晴らしい演技。それも過去の大河のような大芝居ではない、間や目線、表情で見せる繊細な心理の襞が視聴者の心を掴んだ。

 前半の面白さは宮廷内の政権争い、その権謀術数。これは天皇とそれに仕える貴族のファミリーの物語であり、大石氏ははっきりと「ゴッドファーザーをやろうと思った」と言っている。これが功を奏した。チャンバラや合戦の派手なアクションシーンはなくても、毎回ハラハラドキドキの展開と一話に必ず1回は大きな芝居場があり、グッと引き込まれる。

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