著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

日本でも“陰謀論者”とトランプ支持者がリンクする不気味

公開日: 更新日:

 カオスな週だった。アメリカではトランプ氏が大統領に返り咲いた。レイプ疑惑もあり女性問題で裁判沙汰になった。過激な支持者を煽(あお)り議会襲撃事件に発展し死者も出た。そんな彼を国民は圧勝させた。アメリカって何なんだろうと思ったが、日本も同じようなことが。

 まず驚いたのが、国民民主の党首玉木氏の不倫報道だ。

 お相手の女性は高松市観光大使をやめさせられそうなのに、辞任などはせず、仲間は首班指名して、周囲も「仕事と家庭はわけて、仕事に専念して欲しい」(by橋下徹)などと擁護ムードなのが驚きだ。

 これに対してコメントを求められた、れいわ党首の山本太郎氏は「玉木ンの下半身の話で国民が死ぬことはない。そんなことよりも公約にあげていた消費税の減税さっさとやれよ!!そっちの方が国民の命の方に関係してんだよ!自民党・立憲に『消費税減税した方と一緒にやろう』ぐらい言ってみ。小さなゴール決めてからだみたいなセコい話するな!政治のダイナミズムを見せてみろ!」とド正論。「守ったれあの女の子」とお相手の女性を気遣ったのも彼だけだった。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」