茅ヶ崎「えぼし本店」肉厚の鯵刺しのねっとりした歯応えとうま味

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 フォレスタコンサートの仕事で久しぶりに茅ケ崎に来たので、この街に詳しい小学校時代の同級生と一杯やろうということになった。

 とにかく茅ケ崎駅の乗降客の多さに驚いた。駅ビルも大きくしゃれた商業施設が入っており、多くの人で賑わっている。北口を出てしばらく行くと、左側にギターを持った金色の若大将像が迎えてくれる。なるほど、若大将が茅ケ崎のアイコンかと思いきや、庶民的な雰囲気の南口にはサザン通り商店街が延び、ビーチまで行くことができる。なるほど、南口はサザンか。それもいいよね。この通りの周辺にはシブい酒場や、場末感漂うスナックや80年代風アメカジショップが並び、アタシとしては素通りできないエリアである。この辺りを散策し、駅で待ち合わせた連れとタクシーで今日の目的店へ。

 運転手さんに店名を告げると二つ返事で行ってくれる。地元では知らぬ者はいない名店。5分ほどで道沿いの一軒家「えぼし」に到着した。

 10代続く漁師の娘さんが焼き鳥屋として創業したのが昭和49年。地元の魚をおいしく料理して出すようになり、たちまち人気店に。今では横浜ばかりか東京からもうまい魚と酒を求めてやってくる。

 アタシたちは織田店長に案内され、カウンターに陣取る。広い店内には使い込まれたテーブルと座敷があり、カウンターも広くゆったり飲み食いができる。で、メニューの多さに驚いた。ここは素直に常連の連れに任せることにしよう。

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