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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

みのもんたさんは夜の銀座で誰からも愛された…「彼が来ているお店が羨ましい」の声も出たほど

公開日: 更新日:

「お酒の匂いは抜けず、目は充血。番組途中でトイレに立つこともあった。それでもメリハリの利いた仕切りができる。立ったままスタジオを動き話すことで、番組が終わる頃にはお酒も抜けていた(笑)」(元スタッフ)

 夜の銀座でもみのは伝説に残るひとりになった。

 引退した久米宏、小倉、みのが魅せた個性豊かなフリーアナの面白さ。後に続いた羽鳥慎一宮根誠司もスケールではかなわない。テレビ関係者は、「今、求められているのは正統派のフリーアナ。無難な人ですね」という。

 現在、ニュース・情報番組の司会を占めるのは元NHKアナたちが多い。「報道ステーション」の大越健介、「有働Times」の有働由美子、「DayDay.」の武田真一。日曜朝の「サンデーモーニング」の司会を務める膳場貴子も元NHKアナ。彼らの発言などは炎上することもなく安心して任せられる。半面、面白みには欠ける。みののような型破りでも、軽妙な話術で視聴者を魅了したフリーアナはもう出現することはないのだろうか?

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