みのもんた氏も狙われた…故人の葬儀前後を狙って自宅を襲う“お悔み強盗”の悪辣手口

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 火事場泥棒よりも悪質だろう。

 1日に80歳で亡くなったフリーアナウンサーで、タレントのみのもんた氏の自宅(神奈川県鎌倉市)に2日未明、何者かが侵入していたことが報じられ、衝撃が走っている。

 不審者が確認されたのは同日午前3時15分ごろで、みの氏の自宅にいた家族が物音に気づき、3階建ての家の屋根に人影を確認。その後、防犯カメラを見ると、少なくとも2人が走って逃げる様子が映っていたという。家の地下室には、外部から侵入した形跡があったといい、内部が荒らされた状態だった。

 警察は、みの氏が死去した報道を見た何者かが盗み目的で侵入したとみて、行方を追っている。

 故人を偲ぶ遺族の心の隙を狙った愚劣な犯行だが、葬儀前後に故人の自宅を襲う“お悔み強盗”は全国各地で起きているという。

「地方紙やタウン誌などに掲載される訃報を見て犯行に及ぶのです。訃報欄には通常、故人と喪主の名前、親族関係、住所、電話番号のほか、通夜・告別式の日時や場所が掲載されます。最近は自宅で通夜や告別氏を行う人は少なく、ほとんどが自宅から離れた葬儀場でしょう。当然、その時間帯は家人が不在になるわけで、そのタイミングを狙って家に侵入するわけです。みのさんの自宅は鎌倉山に建つ大豪邸で、資産家と報じられたこともありましたから、標的にされた可能性があります」(司法記者)

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