藤原竜也「全領域異常解決室」映画化の背後にあるフジテレビの“オトナの事情”

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「収益減を埋め合わせるため、今後、映画事業に力を入れるという方針のようです。来年は木村拓哉主演の『教場』、織田裕二主演の『踊る大捜査線』シリーズの最新作の公開が決定済みでヒットが見込める。『全領域』に関しては、そんな目論見の一環として白羽の矢があたったようですね。当たればもうけものぐらいの考えなのでは」(前同)

 確かに豊富な「IP(知的財産)」で、広告収入の減少を埋め合わせようと考えるのはテレビ局としては自然な流れ。

「アニメ畑を歩んできた清水新社長がトップですから、今後、同社のアニメコンテンツの映画化などもどんどん出てくるかもしれません。ちなみに『鬼滅の刃』に関しては、製作委員会には入っていないのにも関わらず、過去の作品を七夜に渡って一挙放送するなど、いっちょ噛みした意図が、ミエミエです(笑)」(前同)

 ともあれ、局の“オトナの事情”で映画化とささやかれる「全領域異常解決室」。藤原自身はそこまでプレッシャーを感じていないかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 フジテレビの“オトナの事情”あれこれは、『フジテレビ夏の連ドラ絶不調…月9も木曜劇場も失速、ドラマ評価も軒並み低調でスポンサー回帰に冷や水』ほか、関連記事も必見。

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