「華丸丼と大吉麺」が共感を呼ぶワケ…異色の食べ歩き番組のウリは“小食”と忖度ナシ
「いえいえ、もう小食ブームは来てますよ。中華やカレー、イタリアンのチェーンでは、半チャーハン、半パスタなど『半』メニューは当たり前ですし、高級フレンチでもハーフポーションに応じる店が増えています。吉野家にも“小盛”がありますしね。華大はブームを先取りしているわけで、番組で訪れた店で“華大サイズ”なんて新メニューが生まれるかもしれませんよ」(広告代理店営業マン)
この番組は、正直な食リポも好感されている。大吉は本当においしいときは「うまい!」とうれしそうにするが、味付けが濃すぎたりすると、苦笑いしながら「甘いねえ」とはっきり言う。そんな“忖度”がないところも人気なのだろう。
収録がこれまたゆる~い。「暑すぎる」と言っては、段取り無視で目の前の店に飛び込んでしまったり、ビールがすぐ飲みたいからと、ゲストが勝手に店と取材交渉をしてしまったりと、スタッフは大慌てだが、それもこの番組の魅力だ。くそ暑い夏の日曜日の午後、そろそろ冷えたビールが飲みたいななんてときに、肩の凝らないこんな番組はぴったりでしょ。
(コラムニスト・海原かみな)