吉岡里帆「あざといイメージ」拭えず "フラーム移籍後初"の主演映画が大苦戦…大赤字の可能性も
しかし「九龍~」は、この勢いのまま推移すると、筆者の試算によれば最終興収が1億円にも届かなそうだ。
「真夏の台湾でロケもあった『九龍~』の製作費は、低く見積もっても3億円程度ですから、興行的には大赤字ですよ。劇場公開以降の二次使用などで、どこまで費用が回収できるのかに早くも注目が集まっています」(前出の映画関係者)
吉岡は出演ドラマが高評価で、昨年はCMサイト社の“男性が選ぶ!結婚したい「30代女優」ランキング”では、あの綾瀬はるかを抜いてトップに輝いた。なのに、なぜ映画がここまでの記録的不入りになったのだろうか。
■根底に女性層の拒否反応
「細かい分析はこれからになりますが、『九龍~』の観客は、絶品の演技を見せる水上が出演しているにもかかわらず、若い女性層が少ない傾向にあります。原作や他の共演者に致命的欠陥が見つからないとすると、福原とのバディーは見られるけど、吉岡とのバディーには関心が薄いことが敗因だと考えられます」(別の映画関係者)