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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

吉岡里帆「あざといイメージ」拭えず "フラーム移籍後初"の主演映画が大苦戦…大赤字の可能性も

公開日: 更新日:

 しかし「九龍~」は、この勢いのまま推移すると、筆者の試算によれば最終興収が1億円にも届かなそうだ。

「真夏の台湾でロケもあった『九龍~』の製作費は、低く見積もっても3億円程度ですから、興行的には大赤字ですよ。劇場公開以降の二次使用などで、どこまで費用が回収できるのかに早くも注目が集まっています」(前出の映画関係者)

 吉岡は出演ドラマが高評価で、昨年はCMサイト社の“男性が選ぶ!結婚したい「30代女優」ランキング”では、あの綾瀬はるかを抜いてトップに輝いた。なのに、なぜ映画がここまでの記録的不入りになったのだろうか。

■根底に女性層の拒否反応

「細かい分析はこれからになりますが、『九龍~』の観客は、絶品の演技を見せる水上が出演しているにもかかわらず、若い女性層が少ない傾向にあります。原作や他の共演者に致命的欠陥が見つからないとすると、福原とのバディーは見られるけど、吉岡とのバディーには関心が薄いことが敗因だと考えられます」(別の映画関係者)

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