フジテレビ検証番組制作担当が急死…変わらぬ悪しき「隠ぺい体質」またも

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 テレビ局は働き方改革のおかげで、仕事のしわ寄せは外部スタッフに。局員が定時で帰る分「後はよろしく」の一言で丸投げ。

「検証番組に出ているのが若い局員ばかりでしたが、局員は異動でコロコロ変わる中、現場はベテランの外部スタッフが支えています。そんなブラック労働ですから若手も入らず、A氏のようなベテラン外部ディレクターが番組制作から新人局員の育成まで請け負っているのが今のテレビ業界。検証番組にA氏が関わっていないとのことですが、局員だけで制作したのでしょうか。検証番組は時間もタイトで、方々からの指示が入り修正を繰り返したことが容易に想像され、終わりの見えない相当ハードな編集作業だったと思われます。フジテレビには真摯な反省と外部スタッフを思いやって欲しい」(鎮目氏)

 プロレスラーの木村花(享年22)の「テラスハウス」やらせ事件についても、いまだフジテレビから遺族に納得のいく回答は得られぬまま。フジテレビの悪しき体質はいつになったら変わるのか。

  ◇  ◇  ◇

 フジテレビ問題の発端である中居問題も“ウヤムヤ感”が強い。関連記事【もっと読む】フジが港浩一氏と大多亮氏に“50億円請求”で中居正広氏にも「巨額訴訟」の可能性…清水賢治社長は否定せず…では、賠償金の支払いがどうなるかについて考察している。

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