著者のコラム一覧
高橋邦尚ゆとりが丘クリニック 院長

1952年岩手県生まれ。岩手医科大卒業後、県立磐井病院、岩手医科大病院、都立駒込病院に勤務。米国のジョンズ・ホプキンズ大に留学。岩手県立中央病院放射線科医長を経て、1999年に岩手県滝沢市に「ゆとりが丘クリニック」を開院した。

(1)「とりあえずの医者」は町医者にとって最高の褒め言葉

公開日: 更新日:

 わたしは岩手の滝沢市で「ゆとりが丘クリニック」という医院をやっている。いわゆる「町医者」である。

 放射線医として東京の大きな病院や大学病院に勤めたこともあるが、それは遠い昔の話。この地に開業したのは1999年冬のことだ。

 このクリニックには地元の人が来る。というより、地元の人しか来ない。病院の予定、休診日、ワクチン接種のお知らせなどは「ゆとりが丘クリニック便り」というチラシをつくって、院内に掲示してある。その余白に「院長メモ」なる雑文を書いてきた。

 エッセーのような日記のような、いい加減なもので、言ってみれば余白を埋める「埋め草」だった。それがある編集者の目に留まり、どういうわけか、「ゆとりが丘クリニック便り」(駒草出版)という本になった。その本に目を留めてくださったのが日刊ゲンダイの担当者だ。そして、この欄をいただいたのである。その担当者が殊の外、気に入ってくださったのは2020年2月に書いた「院長メモ」である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  3. 3

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    東京・大井町、OIMACHI TRACKSと対照的な東小路飲食店街、商店街理事長が直面する2つの問題

  1. 6

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  2. 7

    「山口組」抗争指定解除へ、それでも対立は続く…6代目幹部「喜ぶのは早い」

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    止まらない高市首相SNS発信に官邸総動員の実態…この週末は3日間で11連投も「ゴキブリ」投稿で大炎上

  5. 10

    清水アキラさんが三男急死の直前に語っていた“せがれ”のこと 良太郎さんに口説かれものまねショー復帰