ルビー・モレノさんは「今が一番幸せ」…大手商社マンとラブラブ再々婚、25歳の息子も
ルビー・モレノさん(フィリピン出身女優/60歳)
「もうかりまっかー?」「ボチボチでんなー」の片言のセリフが鮮烈だった。崔洋一監督の映画「月はどっちに出ている」で数々の主演女優賞をかっさらったルビー・モレノさん。いい味を出したフィリピン出身女優だったが、自由奔放すぎたのか、スキャンダルが先行し、いつの間にか見かけなくなってしまった。今どうしているのか。
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ルビーさんに会ったのは、東京メトロ・六本木駅から徒歩8分の「稲川素子事務所」。ルビーさんは昔も今もこの事務所に所属しているのだが、ルビーさんの才能を見いだした稲川素子社長は昨年5月、心不全で他界した。
「素子さんとは、ちょこちょこランチを一緒に食べたりしていました。最後に会ったのは、亡くなる10日くらい前。素子さんの自宅兼事務所で両手をつなぎ、素子さんの好きなフィリピンのラブソングを歌ったりしました。元気だったので、亡くなるとは思わなかった。素子さんは、私のすべてを受け入れてくれた“日本のお母さん”。亡くなって寂しいけど、私たちはクリスチャン。素子さんはイエス様のそばで生きている。また会えると思っています」
こう語ったルビーさんはもう60歳だという。そして少し丸みを帯びた感じだ。
「コロナのとき、1日3箱吸っていたたばこをやめたら、女優ができないくらい太りました(笑)。素子さんに『痩せなさい』と言われ、これでも結構痩せたんです。それで、23年に映画『宮古島物語ふたたヴィラ』、24年はその続編に出演しました。あとは、たまにゲストで映画に出たり。月2、3回、老人ホームで料理のボランティアもしています」