著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

「ばけばけ」で注目の阿佐ヶ谷姉妹の“姉”渡辺は公立女子校の超名門「宇都宮女子」出身

公開日: 更新日:

 大学は明治大文学部に進学。以来ずっと、コンビ名の由来となった東京・杉並区阿佐谷に住んでいる。4年の時、柄本明が座長を務める劇団東京乾電池の研究所に入った。そこで、のちに相方となる木村と出会った。研究所には1年間通った。最終試験に通れば劇団に残れたが、2人とも選から漏れた。

■“妹”の木村は洗足学園高校音楽科から内部進学

 妹役の木村は神奈川県相模原市の出身。渡辺と同様、サラリーマン家庭に育ち、小中は地元の公立校に通った。雰囲気もよく似ている2人だが、唯一違ったのは、渡辺には弟がいたのに対し、木村は一人っ子だったことだ。「ほんのちょっとだけ渡辺よりお嬢さま度が高い」(前出のディレクター)といわれる木村は幼少の頃からピアノを習っていた。その流れで高校からは女子校の洗足学園の音楽科に入った。その後、同校は完全中高一貫となり、音楽科も廃止している。木村が在学していた頃はのんびりした校風だったが、今は超進学校として知られる。今年の東大合格者数は28人で全員が現役合格。最難関の理Ⅲも2人含まれる。

 木村は洗足学園短期大(現・洗足こども短期大)音楽科に内部進学。ピアノを続けていたが、徐々に練習量は減少。演劇がおもしろくなり、ピアノへの情熱は薄れていった。

 東京乾電池の選考に残れなかった2人はコールセンターや事務職など、別々に働いていたが、交流は続き、2007年に阿佐ヶ谷姉妹を結成。それから11年後、「THEW」で優勝すると、一気に花開くのである。

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