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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

「ばけばけ」でヘブンさんが好演だが…ドラマに外国人俳優が少ない不思議

公開日: 更新日:

海外でも見てもらう時代なのに

「ばけばけ」にはもうひとり、ヘブンの同僚記者イライザ役でシャーロット・ケイト・フォックスも出演している。「マッサン」で主人公の妻・エリーを演じた。「マッサン」の後、芦田愛菜とダブル主演で民放ドラマや日本の映画やドラマに出演していたが、いつのまにやら帰国。今回、久々のお目見えとなる。

 朝ドラ60年超の歴史のなかで、外国人が主演クラスをつとめたのはこの2人くらいか。遠い昔には神戸の老舗パン屋フロインドリーブ夫妻をモデルにした「風見鶏」の蟇目良、最近は「カムカムエヴリバディ」のロバート役・村雨辰剛もいるが。

 考えてみれば、コンビニや飲食店など、街中に外国人があふれているのに普通に暮らす外国人があまり出てこない。放送中の「シナントロープ」にも外国人労働者が出てくるが、よく見たら厚切りジェイソンだった。

 かつてキャラ強め外国人の役といえば大泉滉かE・H・エリック、女性ではイーデス・ハンソンが一手に引き受けていた印象がある。日本在住で日本語が達者な見た目が外国人を重宝してきたわけだが、日本のドラマを海外でも見てもらおうと思うなら外国人をもっと増やす必要がある。ヘブンさんを見て、そんなことを考えた。

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