女性初の競馬アナだった井口保子さん いまは小説執筆に没頭中
競馬場には大きなGⅠレースのときは必ず行きます
ラブロマンスとは意外。井口さん自身は独身だ。
「残念ながら、この人の子どもを産みたい、という男性に巡り合うチャンスがありませんでした。でも、私はいつも夢を見ながら生きている“夢見る夢子”ですから、全然寂しくありません」
3歳下の妹や学生時代の友人がよく電話をかけてきて、1、2時間しゃべっているし、知人が突然訪ねてきたりもしますから。『今日はあまりしゃべってないわ』という日は、キーボードを叩きながら、中学生の頃に習っていた日本歌曲を大声で歌うと胸がすっきりします。ピアノや歌を、子どもの頃に習っていましたから。
食べることも楽しみだ。
「1日5回食事をとり、ブランデーを少し飲んでフワ~ッといい気持ちになって寝るという毎日です(笑)。食欲旺盛で、お酒のおつまみのようなおかずを、毎日5種類は作り、牛乳以外は何でもよく食べるので、太らないよう気をつけています(笑)。これまでのところ、大病はしていません。実はこの夏、突然胸に痛みがはしり乳腺外来を受診したら問題なしでした(笑)」
井口さんは体形が変わらないだけでなく、テンポよく話し、表情が生き生きしている。年齢知らずのようだ。
「現在は競馬専門テレビ局『グリーンチャンネル』で放送番組審議会委員を務めております。競馬場には大きなGⅠレースのときは必ず行きます。また、ラジオ日本退職後も、函館や札幌、九州の小倉競馬場にも行きたいと思って、退職金の一部でANAの株券も買いました。チケットが半額で買えると知って(笑)」
競馬場へ行く際には、猛勉強して馬券を買う。今秋の天皇賞では馬連と馬単を当て、ホクホクなんだそうだ。


















