竹下景子さんに聞いた 水俣病テーマの舞台「海の凹凸」出演の意気込み
「日本の公害の原点」といわれる水俣病。1956年に患者の発生が公式に確認されて今年で70年になるが、患者認定問題など現在も継続中で、申請者のうち認定されるのは10%にも満たない。胎児性水俣病患者も高齢化と偏見の二重差別で今も苦しんでいる。公害に関わる市民のための講座が閉じようとする1980年代半ばを背景にした舞台「海の凹凸」に出演する竹下景子に意気込みを聞いた。
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──竹下さんの役どころは「苦海浄土」を書き、水俣病の患者たちに終生寄り添った作家・石牟礼道子さんがモデルとのことですが。
「はい、今回の舞台は石牟礼さんをはじめ実在の関係者をモデルにしています。主人公の加山タカ子は胎児性患者が通所する『ほっとはうす』という共同作業所を開設した加藤タケ子さんですし、印刷所の経営者、大学講師などそれぞれ実在の人物です」
■26年前のテレビ番組から始まった縁
──水俣との関わりは?


















