著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

宮川花子さんのプロ根性 過酷な闘病生活も笑いに変える

公開日: 更新日:

 以来、大助・花子さんの地元、奈良・生駒市で開かれる「素人名人会」に私も大助・花子さんと共に審査員として参加させていただいています。

 昨年11月、その生駒の会で楽屋での第一声。

「先生、おはようございます! まだ生きてるよ~!」

 闘病疲れが浮かぶ顔を笑顔に変え、気力を振り絞って声をかけてくださいました。あとは声のトーンを落としながら「こないだベッドで溺れかけましてん……肺に水がたまって、もうちょっとで溺れるとこでしてん。“宮川花子ベッドで溺れる”てー記事になったら、なんのこっちゃわからへんがな!」と過酷な闘病生活にも笑いを交えるプロ根性。「ホンマに生きるて大変なことやね。健康に感謝せなあかんわ」と何度もため息交じりで話していました。イベントが始まって舞台に登場すると「花子は元気ですよ~!」と手を振りながら舞台に上がりました。「私は楽屋で寝転んで楽さしてもらいながらモニターで審査させてもらいます。その分、主人がしゃべってくれるでしょうけど、あんまりおもんないと思うんで、期待はせんように」と爆笑をとりながら楽屋へ。

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