俳優・東出昌大の“脱石油”生活に密着(後編)狩猟、時々農耕…石油依存から“脱却”するコツとは
「あまりお金を使わないってことですかね」
ホルムズ海峡が封鎖され石油の供給が滞り、各国で「節約」の呼びかけが広がっている。一方、日本政府は「石油は足りている」と発信し続け、需要抑制を働きかける動きはない。
「足りているって言わないと経済的に混迷を極めるので、そういう発信をするんだと思います。政治家の方々は発展を望むけれども、減退は望まない。やっぱり経済成長を目指さないといけない立場ですからね。ただ一方で、ここまで肥大化した資本主義社会と大量消費社会が続く限り、やはり資源は枯渇するし、環境も汚染される。私はもう、人類が増えすぎたと思っているんです。せめて後世に資源を残したり、次々とタワマンをつくらない、とかやっていかないと立ち行かなくなるだろうけど、もう手遅れかもしれないですね」
とはいえ、指をくわえて見ているわけにもいかない。我々が東出のような石油依存から脱却する生活を望む場合、何から始めればいいのか。
「あまりお金を使わないってことですかね。自分がお金を使えば誰かが利益を得て、誰かがそのお金で経済を回す。経済活動がある限りは、石油を使い続けることになる。そういう意味では、お金を使いすぎないこと自体、環境負荷をかけないことにつながると思います。例えば、あまり家電を買わないのも一つの手です。買ってしまえば、そのあともずっと電気代がかかるので。掃除機とかを買う代わりに、ホウキとちり取りを使ってみるのもいいんじゃないかな」


















