【真実と反逆 〜ナチスと闘った若きレジスタンス〜】3少年の勇気ある行動は現代への警鐘乱打
10月16日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
ナチスやヒトラーにまつわる実話はごまんとあるが、本作を見て、こんな人物もいたのかと自分の不勉強を思い知らされた。第2次世界大戦中、ドイツに存在した少年たちを描いた問題作。心を震わせるヒューマンドラマだ。
1941年、大戦下のハンブルク。16歳の少年ヘルムス・ヒューベナー(ユアン・ホロックス)は通っている教会でナチス政権への服従を促され、ヒトラーの圧政に疑問を抱く。ユダヤ人迫害に直面したことをきっかけに、禁止されていた海外ラジオ放送を秘かに聴いた彼は、国家が隠し続けてきた戦争の実態や残虐行為を知ることに。
正義感に突き動かされたヘルムスは、親友2人を仲間に加え、国家の嘘を暴くビラを町中に配布して人々に真実を伝えていく。しかしその行為は死刑に値する反逆罪だった。ゲシュタポ(秘密国家警察)の捜査が迫るなか、彼らの勇気ある行動は、やがて逃れられない運命へと突き進んでいくのだった。
本作のきっかけはマット・ウィテカー監督が2001年にカール=ハインツ・シュニッベに出会ったこと。シュニッベはヘルムスと共にレジスタンスグループを結成した少年の一人で、すでに70代後半だった。ウィテカー監督はシュニッベとの交流をこう語っている。


















