300年前の名作を英国の資材置き場で発見! イタリアの名彫刻家P・ブラッチの大理石像が近く競売に
イタリアの著名な彫刻家、ピエトロ・ブラッチの作品とみられる約300年前の大理石像が英国で見つかり、近く競売にかけられる。
英競売会社ウーリー・アンド・ウォリスによると、南西部ウィルトシャーの資材置き場で見つかったのは、高さ約68センチの大理石像(写真=同社の公式サイトから)。1730~40年にローマ教皇を務めたクレメンス12世が玉座に座る姿を表現している。像にはブラッチの署名があり、同社の専門家は、1736年ごろに制作された作品とみている。
ブラッチは18世紀のバロック彫刻を代表する芸術家の一人。ローマのトレビの泉の中央にある海神オケアノス像を手掛けたことで知られる。
今回の大理石像は、ローマ元老院がクレメンス12世の功績を記念するために依頼した、等身大の青銅像の制作模型とされる。青銅像は1798年に溶かされ、現存していない。
大理石像はハンプシャー州アンドーバー近郊の邸宅の庭に長年置かれたあと、ウィルトシャーの資材再生場に運ばれ、建築資材などが並ぶ中で、骨董品に目の利く建築業者が価値に気づいて、たった300ポンド(約6万3000円)で購入した。ウーリー・アンド・ウォリスの評価額は5000~1万ポンド(約105万~210万円)。果たしていくらで落札されるか──。


















