「春、出逢い」宮田愛萌著│廃部寸前の文芸部が短歌甲子園を目指す! 瑞々しい青春小説
「春、出逢い」宮田愛萌著
新学期、高校2年の紅乃は、部長を務める廃部寸前の文芸部に新入生3人が入部し胸をなでおろす。そんな中、顧問の河津から短歌甲子園への参加を提案される。新入生3人は乗り気で、伊勢物語を愛する同学年部員の緋南葵も参加するという。受験を控える3年生の小夜先輩は辞退、木虎先輩は補欠ならいいという。短歌甲子園は、宮崎県と岩手県、それぞれで行われ、両方に参加するならあと一人足りない。小夜先輩から出身中学の文芸部の後輩だった朱那を推薦され、話を持ち掛けるが、即刻断られてしまう。
朱那が気に入った紅乃は、諦めきれず、昼休みも彼女の教室に押しかけ、弁当を食べながら口説く。
初心者ばかりの文芸部員たちが悩みながら短歌甲子園を目指す青春小説。
(講談社 990円)


















