(3)ストレッチの時間は「15秒」では無駄…やるなら「120秒」
ストレッチの間違った認識として「痩せる」「猫背改善」も挙げられます。ストレッチによる消費カロリーはほかの運動より少なく、痩せるためにストレッチを行うのは非効率的です。また、猫背改善のためには、ストレッチだけでは十分ではなく、弱っている背中側の筋肉を鍛える必要があります。
では、研究で証明されているストレッチの効果にはどういうものがあるのか? まずは、柔軟性の向上です。関節の可動域が広がるので、体を自由に動かせるようになります。
次に、体のこわばり、張りが減ります。筋肉には油のような成分が入っており、長時間同じ姿勢でいると硬くなってしまいます。ストレッチで体を動かすことで、その油分がサラサラになり、筋肉が柔らかくなります。可動域も広がるので、体のこわばり、張りが減ったように感じます。
さらに、ストレッチをすると筋肉がスムーズに伸びるようになるので、無駄な力を使わず楽に動けるようになり、ケガの予防になります。筋肉が柔らかいと、コリも起こりにくくなります。
そして、動脈硬化予防も期待できます。筋肉が血管を挟んでいるので、筋肉の伸び縮みの結果、血管の柔軟性が増し、動脈硬化の予防になるのです。あまり詳細はわかっていませんが、血糖値が少し下がるというデータもあります。ただ、血糖値を下げたければ、有酸素運動の方が有効です。


















