横山ノック 選挙カー内でわいせつ事件

公開日: 更新日:

 現職知事の大スキャンダルにもかかわらず、投票日直前というタイミングからか、報じたのは朝日新聞1紙だけ。ノックは235万票を獲得して圧勝、府知事に再選された。強制わいせつについては、「彼女の言ってることは場所も時間もみんな間違っとるよ」と虚勢を張り、15日には虚偽告訴に当たると女性を逆告訴。もし裁判に敗れるようなことがあれば辞任するとまで宣言した。

 しかし、勢いが良かったのもここまで。女性は81人という大弁護団の応援を受け、強制わいせつに対する慰謝料と逆告訴による名誉毀損の慰謝料として、千数百万円を請求する民事訴訟を起こした。これに対し、府知事は「公務の時間を削られる」と弁論を回避する仰天戦術に。事実関係を争わないため、裁判は事実上ノックの不戦敗。

 府民からは「何もしてへんのに1000万円も払うアホはおらん」「大の大人が敵前逃亡するというんやから情けない」と非難の声が……。かつての盟友の上岡龍太郎も「間違いなくやってますね」と断言するありさま。評判はガタ落ちで民事訴訟は12月13日、全面敗訴に。

 続いて刑事でも21日に起訴され、府知事を辞職。裁判で女性は当日つけていた生理用品を証拠品として提出し、下着から出した指をしゃぶるといった行動も生々しく供述。ついに事実を認めるに至った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景