大政絢&篠田麻里子“濃厚キスシーン”に隠されたNHKの目論み

公開日: 更新日:

 くしくも、NHKの念願だった放送とネットの常時同時配信が5月29日の改正放送法の成立で実現可能になった。これまでNHKは来年夏の東京五輪パラリンピックに合わせて同3月に開始する予定だった。しかし、NHKの上田良一会長は年末の紅白歌合戦でも同時配信を実施したい意向を示し、前倒しでスタートに向けて動いている。

「NHKは、常時同時配信は若者から受信料を徴収する制度として活用するつもりでしょう。若者はテレビは持っていなくても、スマホは持っている。常時同時配信が始まると、いずれはスマホを持っているだけで受信料を徴収されるようになると思います。懸念されているNHKの肥大化に、ますます拍車がかかります」(前出の小田桐誠氏)

 NHKに「テレビなし、スマホあり」の場合、受信料は徴収されるのか聞いてみると、「テレビ放送を受信できる機器をお持ちの方は、受信契約をしていただく必要があります。お持ちのスマホやタブレット、パソコンがテレビ放送を受信できる機能を持たないのであれば、受信契約の対象とはなりません」と回答があった。

 今のところ、ワンセグ機能がついていないスマホの所持者は受信料を徴収されないとのことだが、いつかまた、どんな法改正があるか分からない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋