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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(44)玄関で“即挿れ”&即帰、次へハシゴ…「湧き出る欲望に正直なんだ」

公開日: 更新日:

増田「夜の東京を」

加納「そう」

増田「信じられない世界ですね……」

加納「自分の中から湧いてくる欲望に俺は正直なわけ。自分で自分の体ぐらいついてこさせますよ」

増田「その時代が終わった後も多少年齢がいっても2人3人はいたわけですよね」

加納「もちろん」

増田「だとすると毎日ですね。最低1回は」

加納「そうですね」

増田「そういったペースの女遊びというか、本気の恋もあったのでしょうが、50歳くらいまで続いたんですか」

加納「50歳だったか何歳だったかは覚えてないですが、まあ、私は男子としては幸せな方だったでしょうね」

(第45回につづく=火・木曜掲載)

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