うつぶせで左右に「ゴロ寝」 腸を動かして体調不良とオサラバ

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 腸にガスがたまるのは、腸があまり動いていないからだ。腸は長く、くねくねと曲がっている。

「注腸エックス線検査を行う時、曲がりくねった腸管にバリウムを通すために、お腹を押し付けたり、腰をゆさぶったりして、患者さんの体を何度もゴロゴロさせる必要があります。特に詰まりやすいところは、お腹を手で押したりもします。すると、腸の中のガスや内容物はスムーズに移動し、腸内の不要なガスが抜けて腸の蠕動運動が促されます。結果的に、ガスがたまりにくい腸になります」

 つまり、動かせば腸を若々しく保て、免疫力を上げられる、ということだ。

 瓜田教授が提案する方法は、寝転がる場所さえあればすぐにでき、かつ、とても気持ちよく何度もやりたくなるもの。

「うつぶせに寝て左右にゴロゴロするだけです。リラックスした万歳の姿勢で、うつぶせ寝から右側へ1回転、左側へ1回転。習慣的に行うために朝と夜、やるといい。もちろん、それ以外の時間でもいいですが、食後すぐは、胃から食道への逆流が誘発される恐れがあるので、避けましょう」

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