うつぶせで左右に「ゴロ寝」 腸を動かして体調不良とオサラバ

公開日: 更新日:

 腸にガスがたまるのは、腸があまり動いていないからだ。腸は長く、くねくねと曲がっている。

「注腸エックス線検査を行う時、曲がりくねった腸管にバリウムを通すために、お腹を押し付けたり、腰をゆさぶったりして、患者さんの体を何度もゴロゴロさせる必要があります。特に詰まりやすいところは、お腹を手で押したりもします。すると、腸の中のガスや内容物はスムーズに移動し、腸内の不要なガスが抜けて腸の蠕動運動が促されます。結果的に、ガスがたまりにくい腸になります」

 つまり、動かせば腸を若々しく保て、免疫力を上げられる、ということだ。

 瓜田教授が提案する方法は、寝転がる場所さえあればすぐにでき、かつ、とても気持ちよく何度もやりたくなるもの。

「うつぶせに寝て左右にゴロゴロするだけです。リラックスした万歳の姿勢で、うつぶせ寝から右側へ1回転、左側へ1回転。習慣的に行うために朝と夜、やるといい。もちろん、それ以外の時間でもいいですが、食後すぐは、胃から食道への逆流が誘発される恐れがあるので、避けましょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?