クレプトマニア、認知症…万引を繰り返す「病気」がある

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 万引犯のニュースを見て「なぜあの人が!」と思ったことはないだろうか? 社会的地位が高かったり、経済的に余裕があったり、万引と本人が結びつきにくい……。そんな場合は、ある病気が関係した万引かもしれない。

 話を聞いたのは、大田区にある大森榎本クリニックの斉藤章佳氏(精神保健福祉士・社会福祉士)。「クレプトマニア」(窃盗症)への専門治療を行っている。

 クレプトマニアは依存症の一種。依存症ではアルコール依存症や薬物依存症などが知られるが、それらは物質に依存する「物質依存」で、クレプトマニアは行為に依存する「行為・プロセス依存」になる。

「自分の意志の力では窃盗行為をコントロールできない。衝動的に、繰り返し、貪欲にそして強迫的に盗んでしまう」

■「欲しいから」ではなく「窃盗のための窃盗」

「お金がないから」「どうしても欲しいから」盗むわけではない。クレプトマニアの人が求めるのは、人によって違うが、優越感や達成感で気分が変えられるなどなんらかの「メリット」だという。

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