【痔】「入院手術」で術後最初の排便と入浴の不安を払拭

公開日: 更新日:

 痔核は直腸と肛門のつなぎ目を境に「内痔核」と「外痔核」に分けられる。内痔核に対しては硬化剤を注射する「ALTA療法(ジオン注射)」もある。つまり、痔核の治療は「結紮切除術単独」「ALTA療法単独」「両方の併用」の3つの治療法がある。ALTA療法は日帰り治療の施設で多く行われているが、同センターではALTA療法単独でも1泊2日の入院になる。それは局所麻酔ではなく、腰椎麻酔で確実に治療するためだ。

「一般的には『入院治療は大変』と思われていますが、どんな治療をするにしてもトータル的に考えたら入院治療の方が確実で安心。治療後の満足度は高いと思います」

 同院のそれぞれの分院には、女性医師による「女性専用外来」も設けられているという。

■データ
1970年開院。医療法人社団俊和会の病院。
◆スタッフ数=常勤医師6人(日本大腸肛門病学会指導医2人、専門医2人)
◆年間初診患者数(2016年)=約4000人
◆痔の年間手術件数(同)=約900件

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃