メーカーも工夫さまざま 正しい老眼鏡の選び方を専門家指南

公開日: 更新日:

「リーディンググラスをかけられるのは、大人の女性の特権よ」

 ファッションリーダーとしても知られる「ピチカート・ファイヴ」の3代目ボーカルの野宮真貴さん(58)は、そう言ったとか。リーディンググラスとは老眼鏡のこと。

「ウチでは野宮さんとのコラボで『美人リーディンググラス』を販売。中世の貴族が使っていたようなすてきな商品もあります」(「JINS」広報の石井建司さん)

「老眼鏡=老人」といったイメージを覆そうと、眼鏡メーカーはさまざまな工夫を凝らしているが、一方で「使いづらさがNG」という声も多い。

「主な要因は2つ」と言うのは、「メガネスーパー アイケアスクール」校長の吉野正夫さん。

 まず、必要とする視距離にレンズの度数が合っていない。次に、レンズの光学ポイントと視線が合っていない。

「目の老化(ピント調節力低下)を補うレンズには単焦点と累進多焦点があり、後者は遠近両用、中近両用、近近両用があります。使用用途に応じて使い分けをお勧めしますが、累進レンズの方が圧倒的に使い勝手がいい」(吉野校長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも