子供の近視が気になる親必読 オルソケラトロジーとは何?

公開日: 更新日:

 新入学、新学期シーズンを迎え、勉強や部活動に張り切っている子供の「視力」が気になっている親もいるだろう。メガネやコンタクトレンズを使っても黒板の文字が見えづらかったり、激しいスポーツができない……なんてケースもある。「オルソケラトロジー」で解決できるかもしれない。

 オルソケラトロジー(オルソ)とは、就寝中に特殊なハードコンタクトレンズを装着して角膜の曲線を変え、近視や乱視を矯正する治療法だ。「ナイトコンタクト」とも呼ばれ、起床してレンズを外しても角膜の形が維持されている間は裸眼視力が回復しているため、日中はメガネやコンタクトレンズを使わない状態で生活できる。0.03だった裸眼視力が1.5に回復するケースも多い。 

 ただ、本来の視力が回復するわけではないため、毎晩継続して装着する必要がある。

 また、保険が利かず、治療費はレンズ代を含めて両目で20万円程度、3年ごとに10万円程度かかる。それでも、日中は裸眼で活動できるメリットから、子供にオルソを受けさせる親が増えてきている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも