食品、風呂、トイレ…中高年がコロナ禍で注意すべきこと

公開日: 更新日:

血圧管理と便秘対策

 何を、どの程度工夫するかは人によって異なる。例えば誤嚥が多い高齢者はお餅をのどに詰まらせて窒息しないように、お餅を控えた方がいい。寒い夜にトイレでいきんで脳卒中で倒れてそのまま帰らぬ人になる場合も多い。便秘気味の人は体を適度に動かし、食物繊維の多い食べ物を口にしたり、体をひねるなどして便秘防止に努めることも大切だ。

 入浴は薬と同じような降圧効果があるといわれる。お風呂好きな中高年は湯船で血管が広がり、急激な貧血から失神してお風呂で転倒したり、湯船で溺れたりしないように血圧管理に気をつけたい。冬はノロウイルスやロタウイルスなどによるウイルス性胃腸炎を発症して命を落とす人もいる。食べ物の管理にも気を配りたい。

「新型コロナになりたくないからといって家に閉じこもっていれば、高齢者は筋肉が落ちて屋内での転倒が増え、寝たきりになるリスクも高くなります。これからの季節は命の危険が迫る時期です。新型コロナの新規感染者数などに目を奪われずに、自分のリスクに応じたリスク対策をとることが大切です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意