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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

降雪量が多い日と比較 通学手段を変えると交通事故が大幅減

公開日: 更新日:

 その結果、2004~13年の間に中学生の交通事故死傷は3164件発生していました。しかし、自転車通学者の死傷率(年間10万人当たりの件数)は、降雪が100センチ以上の月ではほぼ0件であり、積雪が0センチの月と比べて女子学生では86%、男子学生では88%、死傷率が低下しました。

 つまり、積雪が多い日は、自転車以外の交通手段に切り替えた中学生が多く、この切り替えが死傷率の低下をもたらしたものと考えることができます。

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