著者のコラム一覧
王瑞霞医学博士、中医師、鍼灸師

日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員。中国山東中医薬大学卒業。中国北京中医薬大学大学院修了。日本大学医学部医学博士。鍼灸師、登録販売士。

疲れにくい体にするための漢方は? 原因に応じた処方で改善

公開日: 更新日:

 「気虚」のケースに、いわゆるスタミナが足りない場合があります。「牛車腎気丸」や「八味地黄丸」が処方される他、赤肉類やウナギなど動物由来の滋養強壮作用がある食物を食べるとよいでしょう。

「気滞」の場合で、疲れやすさに抑うつ気分、落ち込みやすい、食欲不振が伴う場合は「逍遥散」。イライラしやすい、落ち着かない、のぼせ、よく眠れないなどが伴う場合は「加味逍遥散」や「抑肝散」がよいでしょう。

 漢方医学では自覚症状のみならず、舌診や腹診、脈診などの診察から収集した情報を総合的に判断し、最も合う漢方処方が選ばれます。決して自己判断せずに専門の医師や薬剤師に相談してください。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償