白内障手術失敗体験談(7)怖いものではないが甘くみてはいけない

公開日: 更新日:

 白内障手術は安心安全です。とはいえ私が見舞われた「後嚢破損」というトラブルは500分の1程度の確率で起きるそうです。何か突発的なトラブルが発生したときのことを考えると、それなりの実績がある病院を選ぶことが大事。今回の一件で痛感しました。

 私の場合、正直なところ病院選びがよくなかった。最初から白内障の手術を受けるという目的があれば、病院を選ぶ際にも「白内障の手術実績」を主眼に置き、それなりの実績を強調しているところを選ぶべきでした。

 私が最初に右目の白内障手術を受けた眼科医院の院長は、白内障の手術は年間100件ほどと少ない。本人によれば「なんでも手術」というスタンスではないとのことでした。それはそれで見識だと思います。しかし、餅は餅屋。やはり白内障の手術を受けるなら、手術実績のある医院を選んだほうがよかったといまは思います。

 できることなら「水晶体の手術」だけではなく、万が一を考えて「硝子体の手術」もできる眼科医を選んだほうがなおよかった。ただ、個人病院だとなかなかそこまでの医療設備を持っているところは少ないようです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  2. 2

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    市船橋(千葉)海上監督に聞く「高校完全無償化で公立校の受難はますます加速しませんか?」

  5. 5

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  1. 6

    プロ志望の健大高崎・佐藤龍月が左肘手術経てカムバック「下位指名でものし上がる覚悟」

  2. 7

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  3. 8

    石破首相が「企業・団体献金」見直しで豹変したウラ…独断で立憲との協議に自民党内から反発

  4. 9

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない