白内障手術失敗体験談(6)再手術はテキパキした指示のもと60分で終了

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 9月27日、白内障のリカバリー手術前の簡単な検査が終わって、病室に戻り、手術時間まで待機となりました。私の手術開始時間は夕方4時30分ごろで、じっと待つしかありません。個室でトイレは室内にあるため、外に出ずともよい状態でした。

 ドキドキしながら待ちました。やはりここでも手術開始は大幅に遅れ、看護師が迎えにきてくれたのは6時ごろ。歩いて向かおうとしたら、「車椅子に乗ってください」と言われました。手術室には車椅子で行くのがルールだそうです。

 手術室では若い女性医師が4、5人キビキビと動いていて、活気がありました。すぐに執刀医が来て、手術が始まります。硝子体に散らばった核片を掃除してから眼内レンズの装着です。

 先生の「眼圧下げて」「もう少し眼圧上げて」と指示する声が聞こえます。「硝子体に出血などがあれば手術をやめる」と聞いていたので、細心の注意を払っていることがわかって心強く感じました。一度手術を経験しているのでそれほど恐怖もなく、痛みも感じませんでした。神頼みはしない主義ですが、このときばかりは「出血しないで」と祈りました。

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