胸のつかえが治まらない…逆流性食道炎だと思っていた、食道の「カビ」だった!

公開日: 更新日:

 湿度が高い場所でよく見かけるカビ。このカビ、体の中にも生えるというから驚きだ。

 関東在住の女性は、胸のつかえがなかなか治らず、何度か罹患している逆流性食道炎だと思い、消化器科を受診した。

 ところが内視鏡検査で、食道にカビが生えていることが判明(写真)。「とりあえず様子を見ましょうか」と言われたが、知り合いの医師に話したところ治療を勧められたため、改めて消化器科医に相談。カビの増殖を抑える薬を処方された。治療を終えた今は、胸のつかえなどの不調はすっかり消えているという。

「食道のカビの正体は『カンジダ菌』です。皮膚、口腔内、消化器、泌尿器などに普段から存在する日和見菌です」

 こう言うのは、冒頭の女性が「食道のカビ」について相談した医師、「ひめのともみクリニック」(東京)の姫野友美院長だ。

 日和見菌とは、体が健康な時は無害だが、疲労がたまっていたり、免疫力が落ちたりした時などに増え、炎症を引き起こす菌のこと。食道で増えれば食道カンジダ症、腸で増えれば腸カンジダ症と呼ぶ。

 カンジダ症には、食道カンジダ症や腸カンジダ症のように粘膜にとどまる表在性カンジダ症と、血液や髄膜など体の深い組織に感染が広がる深在性カンジダ症(または侵襲性カンジダ症)があり、後者では、時に死に至ることもあるという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(2)

  2. 2

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(1)

  3. 3

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  4. 4

    2026年は米価が値頃になるのか? 昨年末には最高値更新も業界には先安感漂う

  5. 5

    「日吉湯」は大満足のスーパー銭湯風銭湯 15台分の駐車場も完備

  1. 6

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(3)

  2. 7

    NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」への“期待と不安”…第1話を見た時代劇研究家が語る

  3. 8

    “脇役中の脇役”仲野太賀に秀吉を補佐する弟・秀長はまさにハマリ役 NHK大河「豊臣兄弟!」スタート

  4. 9

    青学大・原晋監督も警戒! 早大総長の「2億円の置き土産」は来年開花するか

  5. 10

    矢沢永吉と郷ひろみ…NHK紅白で浮き彫りになった“待遇格差”の現実 視聴率35%回復も問題山積