自分ががんだなんて思えなくて…囲碁棋士の三谷哲也さん悪性リンパ腫を振り返る

公開日: 更新日:

 治療は半年間の抗がん剤になると聞きました。しかも強い薬を使う必要があると言われ、「副作用で髪は抜けるし、爪は剥がれるし、抗がん剤治療が終わるまではとても対局などできない」とのことでした。そう言われたので棋院へ半年間の休場申請を出したんですけど、じつは、その後の検査で少し軽めの薬でも大丈夫そうだという判断になって、結果的に抗がん剤の副作用は軽めで済みました。「これぐらいだったら十分(囲碁を)打てたな」と思ったくらい(笑)。

 抗がん剤は月1回、病院へ行ってほぼ1日かけて点滴をし、その後は自宅療養。それを6回行いました。抗がん剤を投与してから数日間は食欲が落ちますが、3日もすれば普通に食べられる感じでしたし、脱毛も少し薄くなった程度で、本当に薬との相性がよかったのだと思います。

 ただ、抗がん剤治療の前に行った腸の手術がとんでもなくつらくて、今考えてもあんなことはもう二度と経験したくないと思っています。悪性リンパ腫由来の腫瘤が大腸と小腸の間にあり、それを取り除くために腸を30センチ切除しました。ただ予定していた日程より前に激しい腹痛に襲われてしまって、救急搬送されたのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「超ド級国民的アイドル」の熱愛はSnow Manの宮舘涼太!「めめじゃなかった…」ファンの悲喜こもごも

  2. 2

    中道・小川淳也代表“オガジュン構文”の破壊力は期待以上? 代表質問で「暮らしを『支えて』」×5回炸裂

  3. 3

    熊谷真実、熊田曜子…当たり前の常識を知らない芸能人の言動が炎上を誘発

  4. 4

    高市独裁政権に立ちはだかる「新・参院のドン」石井準一幹事長の壁

  5. 5

    【ザ・ベストテン】に沢田研二が出られなかった日は桑田佳祐が出てきた日

  1. 6

    高市首相の大誤算!「私の悲願」と豪語の消費税減税に世論「反対」多数の謎解き

  2. 7

    侍Jリリーフ陣崩壊で揺らぐ屋台骨…現場で高まる「平良海馬を再招集すべき」の声

  3. 8

    国民民主の“お嬢さま候補”が運動員買収容疑で逮捕 自爆招いた強すぎる上昇志向と国政進出への執着心

  4. 9

    中井亜美フィーバーに芸能界オファー殺到…CM億超えも見据える「金のタマゴ」のタレント価値は

  5. 10

    宇多田ヒカルが「蕎麦屋」投稿批判に反論も再炎上 旧ジャニファンの“恨み”とユーザーが見過ごせなかった一言