足の動脈硬化「下肢動脈性疾患」の最新治療…世界初の治療技術を東海大が開発
今回開発のステントは、世界中どこにもなかった技術(“バイオ・ステルス”ステント)を有したものになる。臨床現場で使われるようになり、膝下の血流改善が可能になれば、膝上のみならず全身での応用が期待される。下肢閉塞性動脈性疾患の治療戦略が大きく変わると、関係者の期待が集まっている。まずは東海大学医学部付属病院を含む国内4施設によって、治験が10月以降に開始される。
治験が成功し臨床現場で使われるようになるのは、2028年度ごろを予想している。