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こだわりの酒場空間で絶品もつにかぶりつく

■炭火焼 いっぱいやっぺ(国分寺)

 国分寺は駅北口の商店街をズンズン進む。地名の由来にもなった武蔵国分寺跡のある、落ち着いた景観を楽しみにして来たが、大きな更地ができていて驚く。地上32階と31階建ての高層ツインタワーが建設されるらしい。

 時の流れを感じつつ、たどり着いたのが、「いっぱいやっぺ」。地元に愛され、宵の口から常連客でにぎわう焼きとんの名店である。黒い暖簾をくぐり、引き戸をガラガラ開けると、L字カウンターにテーブルひとつ。店主の浅見次男さんが「昔ながらの屋台風酒場を大切に」と守り続ける、こだわりの空間である。生ビール500円の注文がてら、話を伺う。

「こだわりってほどじゃないけど、夏に冷房がガンガンきいた場所でビール飲んだって、おいしくないでしょ?冬も石油ストーブ1台くらいの方が酒はうまいんだから」

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