東大「推薦入試」 合格までの高すぎるハードル

公開日:  更新日:

 受験シーズン真っ盛りの今、東大が新機軸を打ち出した。2016年度入試から2次試験の後期日程をやめ、推薦入試を始めるという。

 佐藤慎一副学長は29日、「従来型の入試では取れない、自分の問題意識を明確に持って追求するような卓越した能力を持つ学生を受け入れて、それを伸ばしたい」と語っている。

 難しいペーパー試験なしで、最高学府に入学できる可能性があるなら、「ウチの息子だって」と期待する親もいるかもしれないが、甘い。

■応募できるのは事実上、常連校学年トップのみ

 教育ジャーナリスト・小林哲夫氏が言う。

「『卓越した能力』を端的に解釈すると、数学や化学など国際科学オリンピックのメダリストのこと。このレベルの学生は、東大をパスして、ハーバード大やMITなど海外の名門を目指す傾向がある。世界レベルの学生の海外流出を食い止め、東大に引き込むのが狙いのひとつ。メダル獲得は、教育学部を除く9学部が『卓越した能力』の例に挙げています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  2. 2

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  3. 3

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  4. 4

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  5. 5

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  8. 8

    ラグビーW杯決勝が22万円に! 横行するネットダフ屋の実態

  9. 9

    「黄昏流星群」も フジドラマ放送前に打ち上げ続々のワケ

  10. 10

    大坂なおみが目指すWTAファイナル “超VIP待遇”の仰天全貌

もっと見る