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韓国旅客船沈没 イザという時に生き残るためのノウハウ

 韓国の旅客船「セウォル号」が沈没した事故。丸2日が経過しても船内に残された乗客を助けられないことに、家族などから苛立ちの声が上がっている。乗客乗員475人のうち、270人前後がいまだ行方不明のままだ。

 今回、事故後の初期対応がマズかったとの指摘が出ている。長崎大の高山久明教授(船舶海洋工学)はこう言う。
「人命を守るための避難方法が確立していなかったのではないか。報道では、乗組員は乗客より先に脱出したとされます。一番やってはいけないことです。乗組員の対応の悪さが二次災害に発展したのでしょう」

 いざという時に乗組員が信用できないとすれば、もし沈没事故に遭遇してしまったら、どうすればいいのか。

「大事なのは事故への備えです。乗船時、避難経路の確保と救命ボートの場所は確認しましょう。事故が起きた場合は、慌てずにライフジャケットを着て、なるべく上の階に行くことが重要です。今回のように急な転覆の場合は仕方ありませんが、海に飛び込むのは危険です。飛び込んで3時間が経つと低体温で生存確率が低くなる。とにかく落ち着いて行動し、救命ボートにたどり着くことが生き残る可能性が最も高いです」(海上技術安全研究所・田村兼吉氏)

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